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施工実績

横浜市港南区にて外壁塗装、下屋根塗装

2023/06/26

横浜市港南区外壁塗装施工後

お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案

こちらのY様は、これまでに2回塗装をされておられ、最近では6年前に塗装を行ったとのことでした。
ご両親が高齢で、訪問業者から何かがはずれていると指摘されたことがきっかけで、築30年ということでそろそろ葺き替えを検討されていたこともあり、ネットで調べられて弊社ホームページよりお問合せをいただきました。
現地調査にうかがったところ、6年前に屋根塗装をされたアスベスト含有のスレート屋根が縁切りをされていないことが原因で野地板が腐食を起こしており、葺き替え工事をご提案いたしました。
下屋に関してはベランダが乗っかっているので2ヶ所分のベランダの脱着費用が加算されることと、ベランダの重量で横暖ルーフなど板金材を潰してしまい漏水するリスクが出てしまうという二つの点から、もしも張り替えるなら現在のノンアスベストのコロニアルでの張り替えとなりますが、既存のコロニアルにはアスベストが入っているので耐久性が高く、張り替えずに縁切りをして塗装する方が長持ちすると考えました。
この点をお客様に全てご説明した上でお選びいただき下屋には塗装を行ないました。
またモルタルの外壁にもひび割れや苔などの劣化症状がみられ、特にコンクリート部分に汚れが目立つ状態でしたので、外壁塗装もご提案いたしました。

横浜市港南区にて外壁塗装、下屋根塗装 工事の概要

現場住所 横浜市港南区港南
お客様名 Y様
築年数 30年
施工内容 屋根葺替え・雨樋交換・外壁塗装・下屋根塗装・付帯部塗装
施工箇所詳細 屋根、雨樋、外壁、下屋根、付帯部(シャッター、雨戸など)
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) パーフェクトトップ(日本ペイント)

先日、横浜市港南区にておこなった外壁塗装、下屋根塗装の様子をご紹介します。

※こちらの屋根葺き替え工事の様子は下記の弊社屋根サイトの施工実績をご覧ください。
横浜市港南区にて縁切りされていないアスベスト含有カラーベスト葺き替え工事

施工の様子

施工前の様子

こちらが施工前の外壁の様子です。

横浜市港南区外壁塗装前(ひび割れ)横浜市港南区外壁塗装前コンクリート部分

全体にうっすら苔が生えており、汚れやひび割れも生じていました。
特にコンクリート部分にコケが目立ちます。
表面を保護する塗装が、紫外線や雨風によってゆっくりと劣化して防水機能を失うと、表面に苔やカビが生え、汚れがつきやすくなります。
そうなると表面に水分がとどまりやすくなり、外壁の劣化を早めてしまいます。

ひび割れは放置しておくとどんどん拡がり、中に雨水が入り込んで内部を傷めてしまい、雨漏りの原因になることもあります。

高圧洗浄

まずは高圧洗浄で表面の苔やカビなどを除去していきます。
ひび割れなど怪しい箇所は防水テストを行いながら慎重にすすめていきます。

外壁高圧洗浄コンクリート部分高圧洗浄

一緒に玄関などの外構部もサービスできれいにします。

玄関の高圧洗浄玄関の高圧洗浄

洗浄の後は、ひび割れなどの補修を行います。
エポキシ樹脂はひび割れを広げずに奥まで圧入できるため跡が残ることもなく、ひび割れを隙間なく補修できます。

外壁の下地処理後外壁の下地処理(ひび割れにエポキシ樹脂圧入)

下塗り

まずは下塗りから行います。

外壁塗装下塗り

下塗りは仕上げ塗料とは別の塗料を使います。下塗り塗料には下地の補修作用があり、凹凸を整え、上から塗る仕上げ塗料との密着を高める役割があります。

中塗り・上塗り

下塗りが乾燥したら中塗りと上塗りで仕上げます。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使用し、二回塗ることで塗料の膜に厚みをだして外壁を保護します。
今回使用したのは日本ペイントの「パーフェクトトップ」。
塗料が劣化する要因となるラジカルという因子の発生を抑えた「ラジカル制御型塗料」で、耐候性に優れたつやの美しい塗料です。

外壁塗装中塗り外壁塗装上塗り

付帯部の塗装

外壁以外の付帯部にも塗装を行います。
シャッターや雨戸、レンジフードなどの金属部分は錆を落とすためにケレンを行い、下塗りとしてエポキシ系の錆止め塗料を塗装します。

シャッターケレンフード部分ケレン庇のケレンシャッター錆止め塗装フード錆止め塗装庇に錆止め塗装

錆止めの上に仕上げ塗料を塗って仕上げます。
雨戸は吹き付けで仕上げていきます。細かいところも道具を変えて塗残しのないように塗っていきます。

サッシ上塗り庇の上塗り 雨戸吹き付け塗装

下屋根の塗装

こちらの下屋根にはベランダが上に乗っており、葺き替えを行うにはベランダの脱着が必要となるため、その分の費用もかかります。
また、金属屋根で葺き替えをするとベランダの重みで漏水リスクがあるため、現在のコロニアル屋根に縁切りを行ってから屋根塗装を行ないました。

縁切りを行ってから塗装

前回の塗装で縁切りされていなかったため、写真のように隙間を作ってからタスペーサーを差し込みます。
そして高圧洗浄を行い、下塗り、中塗り、上塗りの三度塗りで仕上げます。

下屋根高圧洗浄下屋根の塗装下屋根の仕上がり

本工事で気をつけたポイント

現場調査の際に塗装・カバー工法・葺替えのどれが適しているかを判断し、お客様に提案いたしました。
外壁高圧洗浄を行う際に怪しい箇所は防水テストをしながら作業を進めました。

工事で改善した点・期待できる効果

劣化した外壁と、下屋に塗装を行い見た目だけではなく防水性が回復しました。
下屋は縁切りされていなかった分を縁切りを行い、排水性が確保され雨漏りリスクがなくなりました。
各付帯部もケレンで錆を落として錆止めした上で塗装を行っているため特に鉄部の劣化要因である錆から守られ耐久性が向上しています。

お伝えしたいこと

場所や状況に合わせた適切な工事を行うことで、建物を長持ちさせることができます。
こちらの屋根では元々縁切りがされておらず、大屋根には野地板の腐食が見られました。
野地板まで腐食してしまうと葺き替えが必要となり、大掛かりな工事が必要となります。
コロニアルの塗装の際には縁切りが欠かせません。縁切りを行わないと雨漏りや腐食を起こしてしまいます。
また下屋にはベランダが乗っていたことから長持ちさせるには現在の屋根に縁切りして塗装を行うのがもっとも耐久性が高いと判断いたしました。
弊社では現在の状態を考慮して、最終的にもっとも耐久性の高い工事のご提案を行っております。
またそれらをお客様にご説明した上でお選びいただいております。

特に高齢者の方を狙った訪問販売によるトラブルが増加しています。その場では契約をされずに、別の業者にも見積や現地調査を依頼するなどしてトラブルを防止することをおすすめいたします。

横浜市で外壁塗装や屋根塗装をお考えの方はエフ・エス塗装に一度ご相談ください。

屋根や外壁塗装の手抜き工事に合わないためには?事例と見極め方
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