各種防水塗装工事に対応
エフ・エス塗装では下記のような防水工事に対応しています。防水工事のトップコートの塗り替えから再塗装、そして新規施工まで対応しております。施工箇所に合わせた最適な工事をご提案いたします。
ウレタン防水塗装
ウレタン防水塗装は液体状のウレタン樹脂を下地に複数回塗布して、硬化させることで防水層を形成します。
表面は継ぎ目のないシームレスな仕上がりになります。狭い場所でも施工可能で、防水工事の中では比較的安価で施工可能です。
ウレタン樹脂が紫外線に弱いためトップコートで保護します。約5年を目途に定期的なトップコートの塗り替えを行うことで耐久性をもたせます。耐用年数は8~10年です。
FRP防水
FRP防水は、液状の不飽和ポリエステル樹脂に、特殊ポリエステル樹脂とガラス繊維で作ったシートを強化剤として使用して防水層を形成する防水塗装です。
軽量で耐熱性・耐食性に優れるため現在多くの新築住宅で採用されています。
またウレタン防水塗装よりも硬化が早いため施工時間も短くて済みます。
FRPは強化繊維プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称です。プラスチックのため紫外線で劣化するためトップコートで保護します。5年程度でトップコートの塗り替えを行うことで、耐用年数である10~12年程度もたせることができます。
密着工法と通気緩衝工法
ウレタン塗装防水と、FRP防水には下地に直接塗布する密着工法と、通気緩衝シートを施工して通気層を設ける通気緩衝工法があります。
雨漏りを起こしており下地が水分を含んでいる場合や古い建物のリフォームには、通気緩衝工法を施工します。
密着工法
ウレタン防水の密着工法は、下地に直接ウレタン樹脂を塗布します。
下地に直接塗るため下地の調整が欠かせません。
FRP防水の密着工法は、下地にガラス繊維マットを敷いて上から液体状の不飽和ポリエステル樹脂を塗り重ねていきます。
通気緩衝工法
通気緩衝工法は別名絶縁工法とも呼びます。
ウレタン防水の通気緩衝工法は、下地に溝のある通気緩衝シートを張り付けた後に液体状のウレタン樹脂を塗り重ねていきます。さらに脱気筒という水分や湿気を逃がす筒を取り付けることで水分を排出して塗膜の膨れをふせぎます。
FRP防水の通気緩衝工法は、下地に通気緩衝シートを敷き、その上からガラス繊維マットを敷きます。そしてその上から液体状の不飽和ポリエステル樹脂を塗り重ねて防水層を形成します。
防水塗装の塗り替えのサイン
防水塗装が施されているベランダやバルコニーに下記のような症状がでていたらトップコートの塗り替えや防水塗装工事の塗り替えのサインです。修理業者への連絡をご検討ください。
塗膜防水表面の色褪せ
表面を保護するトップコートには水色やグレーなど様々な色がついていますが、この色が褪せてきた場合には、トップコートの保護機能が衰えてきている可能性があります。放置していると劣化が進行して表面のひび割れや剥離などにつながります。
チョーキング現象
防水塗装表面を手で触った時に指の先にチョークのような粉がつく場合、塗膜表面が劣化しているサインです。古くなった塗膜が劣化して粉状になっています。劣化の初期の症状のためトップコートの塗装をご検討ください。
塗装面の摩耗
ベランダやバルコニー、屋上など人が行き来する場所では、表面のトップコートがすり減って摩耗していきます。すぐに雨漏りを起こすわけではありませんが放置すると防水層が露出してしまうため早めにトップコートの塗り替えを検討してください。
コケやカビ、雑草
雑草や苔やカビが生えるということは、表面の防水機能や排水がうまくいっておらず、そこに水が溜まっているということです。植物の根が下に防水層に達している危険もあるため自分で無理に抜かずに修理業者に相談してください。
塗料の剥がれ・膨れ
表面のトップコートは次第に劣化によってが剥がれてきます。浮きや剥がれは内部に水が侵入していることによって発生することもあります。剥がれによって内部の防水層が露出している場合は早急な補修が必要です。
排水されず水が溜まる
外壁材が反りや浮きなどの変形を起こしている場合は、生じた隙間から雨が入りこんでおり、いつ雨漏りを起こしてもおかしくありません。また壁内の建材を傷めている可能性もあるため早急に補修を依頼してください。
おすすめ塗料
エフ・エス塗装はお客様のご要望に合わせて塗料をご提案いたします。こちらでは普段よく使用していて実績があり、自信をもっておすすめできる塗料をご紹介いたします。
防水トップコート
ウレタン防水塗装(密着工法)の流れ
高圧洗浄
高圧洗浄によって古い塗膜層や、汚れやカビ、苔などを落としていきます。汚れを落とさずに塗装してしまうと塗料の密着力が弱まり、下地にプライマーがしっかりと密着しなくなってしまいます。
下地調整、ケレン
密着工法では下地にそのまま塗布するため下地の影響を受けやすく、下地補正が欠かせません。防水層を重ね塗りする場合は、古い防水層を除去します。表面にひび割れがある場合には補修を行います。ケレン作業によって下地の凹凸をなくして平らに整えます。
プライマーの塗布
プライマーは下地を整え、下地とウレタン防水材をくっつける接着剤の役目があります。
ウレタン防水材の塗布
ウレタン防水材を塗り重ねて防水層を形成していきます。1層目・2層目と二度塗りを行い、しっかりと厚みをつけることで防水効果が得られます。施工箇所にエアコンの室外機などがある場合は、専用の台を使用して浮かせて塗装を行います。
トップコート塗布
ウレタン防水層を保護するトップコートを上から塗ります。トップコートによって防水層を紫外線から守ります。
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