横浜市港北区にてツートンカラー仕上げ外壁塗装・防水塗装など
2024/02/06
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
こちらのお客様は、築18年が経過し、そろそろ屋根と外壁のメンテナンスをお考えになられ、以前に弊社に雨樋の補修をご依頼いただいたことから、検索して弊社のホームページからご依頼をいただきました。
この度は再度ご依頼いただきありがとうございます。
現地にて調査を行ったところ、外壁にひび割れなど経年劣化の症状が全体に見られましたので、外壁塗装のご提案をいたしました。
室内が暑いから外壁塗装にガイナを使用したいとのご要望でしたが、全体に窓など開口部が多いお家でしたのでガイナを塗装しても大きな効果が見込めないと全体から判断して、窓に遮熱フィルムを貼りカーテンを使用されることをおすすめいたしました。
落ち着いた雰囲気にしたいとのご要望だったので通常よりも艶を落としてマットな質感を出して仕上げています。
ベランダの防水にも既存防水層にひび割れがあるなど劣化が見られましたので防水塗装を行っています。
屋根はこれから長く住むご予定で、屋根を軽量化したいとのことでしたので葺き替え工事を行いました。
横浜市港北区にてツートンカラー仕上げ外壁塗装・防水塗装など 工事の概要
| 現場住所 | 横浜市港北区大豆戸町 |
|---|---|
| お客様名 | K様 |
| 築年数 | 約18年 |
| 施工内容 | 外壁塗装、防水塗装、付帯部塗装、外構石段塗装など |
| 施工箇所詳細 | 外壁全体、ベランダ、付帯部（破風、庇、水切り、雨戸など）、外構石段など |
| 外壁使用塗料・塗料色（上塗り） | ダイナミックトップ[5分艶]（関西ペイント） |
| その他建材 | ベランダ防水材：タフシールトップ（日本特殊塗料） |
先日、横浜市港北区にておこなった外壁塗装・防水塗装の様子をご紹介します。
こちらの屋根葺き替え工事の詳細は、弊社屋根サイトにてご覧いただけます。
横浜市港北区K様邸にて築18年スレート屋根葺き替え工事
施工の様子
施工前の様子
こちらが施工前の外壁の様子です。
全体に塗料が劣化しており、外壁の汚れやひび割れ、シーリングの劣化が見られました。
高圧洗浄
まずは高圧洗浄で塗装箇所を洗浄します。
汚れや古い塗膜が残っていると上から塗装してもしっかりとくっつかないので丁寧に落としていきます。
サービスで駐車スペースなどの外構部も洗浄させていただきました。
ひび割れ補修
ひび割れ箇所を補修します。
弊社では奥までしっかりと充填できて補修跡が目立たないエポキシ樹脂を使用しています。
外壁塗装はただ塗装するだけではなく、こうした作業前の補修が重要です。
きれいで長持ちする塗装には丁寧な下地処理が欠かせません。
シーリング打ち替え
劣化シーリングを打ち替えていきます。
まずはカッターで古いシーリングを丁寧に除去します。
マスキングで養生をした後でプライマーを塗布します。
そして新しいシーリングを充填していきます。
板金の継ぎ目部分やダクトの隙間なども行っていきます。
外壁塗装：下塗り
いよいよ塗装に移ります。
まずは下塗りを塗装して下地を整えて後から塗る上塗り材との密着を高めます。
外壁塗装：中塗り・上塗り
下塗りが乾いたのを確認して、上塗り塗料を塗装します。
ツートンカラーの仕上がりですので、色違い部分も同じように塗装します。
中塗りと上塗りと二回塗り重ねて塗膜の厚みを作り、ムラができないように仕上げます。
使用した塗料は「ダイナミックトップ」の5分艶です。
ダイナミックトップは紫外線に強い塗料で、塗料の劣化の原因になるラジカルという因子の発生を抑えることで高い耐候性をもちます。
玄関ポーチ天井の塗装
玄関ポーチの天井部分も塗装を行います。
電気を養生し、ケレンを行った後に、下塗り、中塗り、上塗りの三度塗りで仕上げます。
こちらが仕上がりです。
付帯部塗装
破風、庇、柱の上の板金部
破風や庇、柱の上の板金部分といった鉄部にはケレンをかけて錆を落とし、下塗りは錆止めを塗装します。
そして各所上塗りを二回行って仕上げます。
水切り
雨戸
雨戸のような広くて複雑な形状のものは、一旦全部はずした後に吹き付けで仕上げます。
そして塗装後に乾いたらもとに戻して完成です。色艶が戻ってきれいになりましたね。
軒天
軒天や換気口も塗装します。
外構の石段
部分もひび割れを補修し、塗装を行います。
塗装仕上げの箇所にケレンを行ったあとに塗装で仕上げていきます。
上のコンクリート部分も防水で仕上げています。すっかりきれいになりました。
ベランダ防水塗装
既存のFRP防水にひび割れが発生して全体に劣化が見られます。
洗浄後にケレン・目荒らしを行います。
FRP防水層には油膜成分があるため、アセトン拭きを行って除去します。油膜成分が残っているとプライマーを上から塗布しても剥がれてしまうため欠かせない工程です。
油膜を落とした後にFRP防水塗り替え用プライマーを塗布します。
そして上からFRPの改修材である日本特殊塗料のタフシールトップを使用して仕上げます。
防水塗装について詳しくは下記をご覧下さい。
完工
こちらが施工後の全体の様子です。
白を落ち着いたブラウンのツートンカラーでマットに仕上がりました。
屋根も葺き替えを行っていますが、屋根の色も外壁に併せてダークブラウンなので全体に統一感と落ち着いた仕上がりになりました。
本工事で特に気をつけたポイント
ひび割れなどを各所補修した上で色味やマット感などお客様のご希望通りに沿うように仕上げました。
お伝えしたいこと
この度はエフ・エス塗装にご依頼いただきありがとうございました。
遮熱塗装を行うことも暑さ対策には有効ですが、室内が高温になるには屋根や開口部など様々な原因があります。
屋根に近い上階の場合は屋根の影響が大きいと考えられますが、一階部分や特に開口部が多かったり大きいお家は窓からの熱の影響が大きいため、ガイナを塗装しても費用対効果が得られない場合があります。
日本は世界的に見ても窓の断熱性が低いのもあり、アルミサッシから樹脂サッシへの交換や、窓に遮熱フィルムを貼りカーテンを使用する方が効果が得られる場合があります。
断熱や遮熱を適切に行うことは、快適な生活だけでなく、内部結露を防ぎ、お家の寿命を延ばします。
エフ・エス塗装ではお家の状態を総合的に見て、最も費用対効果の高い最適な工事を提案いたします。
業者の提案を鵜呑みにせず、相見積もりをとったり様々な業者の意見を聞くことをおすすめします。
横浜市で外壁塗装や屋根塗装をお考えの方はエフ・エス塗装に一度ご相談ください。
