横浜市神奈川区にてジョリパッド外壁塗装
2023/07/20
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
こちらのお客様は、築8年のスレート屋根で、昨年一度訪問業者から屋根の板金が浮いているということを指摘され、その際に屋根に上がってその人に直してもらったそうですが、また別の業者にも指摘されて不安なので一度点検してほしいとのご相談でした。
点検させていただいたところ、屋根にひび割れなどの劣化が見られました。最初は屋根塗装を検討されていましたが屋根材が落下していたことと、長い目でメンテナンスを考慮すると何度も塗装するより葺き替えた方がトータルのコストが安くなるため葺き替えを選択されました。
他にも外壁にひび割れなどや色褪せなどの劣化が見られたため、一緒に外壁塗装をご依頼いただきました。
また、ベランダなど防水箇所もトップコートが劣化していたのでトップコートの塗り替えを行っています。
横浜市神奈川区にてジョリパッド外壁塗装 工事の概要
現場住所 | 横浜市神奈川区 |
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お客様名 | M様 |
築年数 | 8年 |
施工内容 | 外壁塗装、シーリング工事、ベランダ防水工事 |
施工箇所詳細 | 外壁、シーリング周り、ベランダ、付帯部 |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | ジョリパットフレッシュ(アイカ工業) |
その他建材 | ベランダ防水・トップコート:タフシールトップ300(日本特殊塗料) |
先日、横浜市神奈川区にておこなった外壁塗装、シーリング工事、ベランダ防水工事の様子をご紹介します。
こちらの屋根の葺き替え工事の詳細は、弊社屋根サイトにてご覧いただけます。
横浜市神奈川区にて屋根葺き替え工事
外壁塗装の様子
施工前の外壁の様子
こちらが施工前の外壁の様子です。
壁のひび割れや色褪せ、シーリング周りに劣化が見られました。
高圧洗浄、養生
まずは高圧洗浄にて汚れを落としていきます。
汚れを落とさないと塗料がしっかりと付着せず剥がれの原因になります。
サービスとして外構部分も高圧洗浄を行いました。
高圧洗浄を行うと、気になる黒ずみもすっきりとれます。
次に塗装しない箇所に塗料が付着しないように養生を行います。
下地補修
外壁の下地補修を行います。
弊社ではこうしたひび割れはひび割れの補修跡が残りにくく、奥までしっかり充填できるエポキシ樹脂を使用しています。
シーリング
サッシ廻りや換気口などの隙間を埋めているシーリングも増し打ちや打ち替えなどで補修します。
シーリングは紫外線で劣化すると痩せてひび割れを起こし、そうして出来た隙間から雨が入り込むと雨漏りの原因になってしまうため定期的な補修が必要です。
下塗り・中塗り・上塗り
いよいよ外壁塗装に入ります。まずは下塗りを行います。
下塗りは後から塗る仕上げ材との密着を高める接着剤の役目があります。
こちらの外壁はジョリパットですので、ジョリパット特有のマットな質感を活かす為に「ジョリパットフレッシュ」をおすすめいたしました。
通常のツヤ有りの塗料と2種類提示して、それぞれのメリットデメリットをお伝えしてお客様にお選びいただきました。
付帯部塗装
外壁塗装の際には、樋や軒天、シャッターボックスなどの付帯部と呼ばれる部分も塗装していきます。
外壁がきれいになったのに他の部分が汚れていると目立ってしまうことと、塗装によって防水性を回復する目的があります。
軒天の塗装
軒天にある換気口にはケレンをして錆を落とし、錆止め塗料を塗装してから塗装を行います。
外壁に合わせて色も変えています。
破風・樋の塗装
シャッターボックス・水切りの塗装
シャッターボックスや水切りもケレンをして錆止め塗装してから塗装します。
門柱の塗装
家の顔となる門柱も塗装しています。
ベランダの防水塗装
施工前のベランダの様子
こちらのベランダにはFRP防水が施工されていました。
浴槽にも使用される防水性の高い工事ですが、防水層は紫外線に弱いため表面をトップコートで塗装して保護しています。
このトップコートが経年劣化していました。
高圧洗浄
こちらもまずは高圧洗浄を行います。
下地補正、アセトン拭き
表面を研磨して下地を整えます。
次にFRPの表面にある油分をアセトンでふき取ります。ここで油分をふき取らないとプライマーが下地に付着しないため重要な工程です。
トップコート塗布
下地に密着するさせるためにプライマーを塗布したのち、トップコートを塗装します。
使用したのは日本特殊塗料のタフシールトップ300。
FRP防水への密着性と耐候性に優れたトップコートです。
裏口の屋根部分も防水が行われてましたので、そちらもメンテナンスを行っています。
防水工事と聞くと大がかりなイメージがありますが、戸建てのベランダなどでは大抵トップコートの塗り替えで済む場合が多くあります。
トップコートが劣化すると防水層が劣化し雨漏りにもなるため、定期的なメンテナンスが重要です。
防水塗装について詳しくは下記をご覧下さい。
施工後の様子
こちらが完工の様子です。
ツートンカラーのアクセントの部分を屋根と同色にしコントラストが協調されて、さらにおしゃれなお家になりました。
<施工前> <施工後>
工事で改善した点・期待できる効果
ひび割れしていた外壁を塗装することで、防水機能が回復しました。
また劣化していた防水箇所のトップコートを塗装することで、防水層を保護する力が保たれました。
施工担当者より
この度は弊社に工事をご依頼いただきまことにありがとうございました。
下地のひび割れなどもしっかり補修した上で塗装を行っておりますので安心してお過ごししていただけるかと存じます。
今後も何かご不安なことなどありましたらどうぞお気軽にご相談くださいませ。
しっかりお調べした上でご説明をいたします。
お伝えしたいこと
屋根塗装と葺き替えを悩まれていましたが、長期的なメンテナンスコストを考慮すると、何度も塗装を行うよりも葺き替えなどのリフォームを行う方が安いこともあります。
弊社ではどちらの工事がより費用対効果が高いのかを考慮して比較検討いただいております。
屋根工事の際に一緒に外壁塗装も行われると、足場を立てるのが一度で済むため、その分工事費用がお得になります。
メンテナンスのサイクルが近い場合は同時に工事をされることをおすすめいたします。